47AM037|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
疾患と治療薬およびその投与法の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
疾患と治療薬・投与経路の対応を問う問題です。
解説
A型ボツリヌス毒素の外眼筋注射は、麻痺性斜視の急性期に拮抗筋の拘縮を防ぐ目的や、大角度斜視の術前調整として用いられます。眼瞼けいれん・片側顔面けいれんにも使われます。
抗VEGF薬は硝子体内注射、甲状腺眼症の治療はステロイド・放射線・手術(ジスチグミンではない)、重症筋無力症には抗コリンエステラーゼ薬(アトロピンは逆の作用)、樹枝状角膜炎には抗ウイルス薬(ステロイド単独は禁忌)です。
選択肢の確認
1.加齢黄斑変性 ── 抗VEGF 薬 ── 静脈内注射
誤り。抗VEGF薬は硝子体内注射で投与する。
2.甲状腺眼症 ── ジスチグミン臭化物 ── 点眼
誤り。甲状腺眼症の治療にジスチグミン点眼は用いない。
3.重症筋無力症 ── アトロピン硫酸塩 ── 内服
誤り。重症筋無力症には抗コリンエステラーゼ薬を用い、アトロピンは逆の作用である。
4.樹枝状角膜炎 ── 副腎皮質ステロイド ── 点眼
誤り。樹枝状角膜炎にはステロイド単独は禁忌で、抗ウイルス薬を用いる。
5.麻痺性斜視 ── A 型ボツリヌス毒素 ── 外眼筋注射
正しい。麻痺性斜視にA型ボツリヌス毒素の外眼筋注射が用いられる。
覚えるポイント
- 抗VEGF薬=硝子体内注射。加齢黄斑変性・糖尿病黄斑浮腫・網膜静脈閉塞症。
- ボツリヌス毒素=眼瞼けいれん・片側顔面けいれん・斜視。
- 樹枝状角膜炎=アシクロビル眼軟膏。ステロイド単独は禁忌。