第55回
55AM052|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
重症筋無力症の治療薬はどれか。2 つ選べ。
解答・解説を見る
正解3・4
正答
3、4
この問題のポイント
重症筋無力症の治療薬を問う問題です。
解説
抗コリンエステラーゼ薬(ピリドスチグミンなど)は、シナプス間隙のアセチルコリンを増やして神経筋伝達を改善する対症療法です。副腎皮質ステロイド薬は、アセチルコリン受容体に対する自己抗体の産生を抑える根本的な治療です。
トロピカミド・フェニレフリン・シクロペントラートは、いずれも散瞳薬であり治療薬ではありません。
選択肢の確認
1.トロピカミド
誤り。トロピカミドは散瞳薬である。
2.フェニレフリン塩酸塩
誤り。フェニレフリン塩酸塩は散瞳薬である。
3.副腎皮質ステロイド薬
正しい。副腎皮質ステロイド薬は自己抗体の産生を抑える治療薬である。
4.抗コリンエステラーゼ薬
正しい。抗コリンエステラーゼ薬は神経筋伝達を改善する治療薬である。
5.シクロペントラート塩酸塩
誤り。シクロペントラート塩酸塩は調節麻痺薬である。
覚えるポイント
- 重症筋無力症の治療=抗コリンエステラーゼ薬、ステロイド、免疫抑制薬、胸腺摘出。
- エドロホニウム(テンシロン)は診断に用いる短時間作用型の同系薬。
- 胸腺腫の合併を確認し、あれば胸腺摘出を行う。
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