49AM053|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
重症筋無力症の診断に使用されるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
重症筋無力症の診断に用いる薬剤を問う問題です。
解説
**エドロホニウム塩化物(テンシロン)**は短時間作用型のコリンエステラーゼ阻害薬です。静注するとシナプス間隙のアセチルコリンが増え、眼瞼下垂や複視が数分間だけ改善します。これがテンシロン試験(陽性なら重症筋無力症)です。
ピロカルピンは縮瞳薬、メチルプレドニゾロンは治療薬、フェニレフリンは散瞳薬、シクロペントラートは調節麻痺薬です。
選択肢の確認
1.ピロカルピン塩酸塩
誤り。ピロカルピン塩酸塩は縮瞳薬である。
2.メチルプレドニゾロン
誤り。メチルプレドニゾロンは治療に用いるステロイドである。
3.エドロホニウム塩化物
正しい。エドロホニウム塩化物はテンシロン試験に用いる診断薬である。
4.フェニレフリン塩酸塩
誤り。フェニレフリン塩酸塩は散瞳薬である。
5.シクロペントラート塩酸塩
誤り。シクロペントラート塩酸塩は調節麻痺薬である。
覚えるポイント
- テンシロン試験=エドロホニウム静注で症状が一過性に改善すれば陽性。
- そのほかの診断=抗AChR抗体、反復刺激筋電図の漸減現象、アイステスト。
- 徐脈などのムスカリン様副作用に備えアトロピンを準備する。