51PM011|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
眼心臓反射の治療薬はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
眼心臓反射に対する治療薬を問う問題です。
解説
眼心臓反射は迷走神経(副交感神経)を介して徐脈を起こします。したがって治療には抗コリン薬であるアトロピン硫酸塩を投与して副交感神経の作用を遮断します。
斜視手術中の外眼筋牽引でしばしば生じるため、あらかじめアトロピンを準備しておきます。まず牽引を中止することが第一の対応です。
選択肢の確認
1.β 遮断薬
誤り。β遮断薬はむしろ徐脈を助長する。
2.浸透圧性利尿薬
誤り。浸透圧性利尿薬は眼圧下降に用いる。
3.アトロピン硫酸塩
正しい。アトロピン硫酸塩が副交感神経の作用を遮断し徐脈を改善する。
4.炭酸脱水酵素阻害薬
誤り。炭酸脱水酵素阻害薬は眼圧下降に用いる。
5.副腎皮質ステロイド薬
誤り。副腎皮質ステロイド薬は炎症の抑制に用いる。
覚えるポイント
- 眼心臓反射=三叉神経(求心)→迷走神経(遠心)→徐脈。
- 対応=直ちに牽引を中止し、必要ならアトロピンを投与する。
- 小児の斜視手術で生じやすく、心電図モニタが必須。