51PM010|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
点眼について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
点眼薬の投与と吸収について問う問題です。
解説
角膜上皮びらんがあると、点眼薬に対する角膜のバリア機能が損なわれるため、眼内への薬物移行が増加します。副作用や毒性が強く出ることがあるので注意が必要です。
点眼後は瞬目させず閉瞼して涙嚢部を圧迫し、吸収は主として角膜から、点眼瓶の先端は結膜に触れさせず、2種類を用いる場合は5分以上の間隔をあけます。
選択肢の確認
1.点眼後に瞬目させる。
誤り。点眼後は瞬目させず、静かに閉瞼して涙嚢部を圧迫する。
2.点眼薬は涙腺から吸収される。
誤り。点眼薬は主として角膜から吸収される。
3.点眼瓶の先端を結膜に接触させる。
誤り。点眼瓶の先端は結膜や睫毛に接触させない。
4.角膜上皮びらんがあると眼内移行が増加する。
正しい。角膜上皮びらんがあると眼内移行が増加する。
5.2種類の点眼薬を用いる場合は5秒間の間隔をあける。
誤り。2種類の点眼薬を用いる場合は5分以上の間隔をあける。
覚えるポイント
- 点眼後は閉瞼して涙嚢部を圧迫(全身への吸収と鼻涙管への流出を減らす)。
- 結膜嚢の容量は約30 μLで、点眼1滴(約50 μL)より少ない。
- 懸濁性点眼薬は最後に点眼する。軟膏は点眼の後。