第55回

55PM063|第55回 視能訓練士国家試験 過去問

アトロピン硫酸塩点眼を用いた弱視訓練で誤っているのはどれか。

解答・解説を見る

正解2

正答

2

この問題のポイント

アトロピン点眼によるペナリゼーションの特徴を問う問題です。

解説

アトロピンによるペナリゼーションは、健眼を調節麻痺にして近方をぼかす部分遮閉です。光は通り両眼が開いたままなので、完全遮閉法ではありません。したがってこの記述が誤りです。

健眼に点眼すること、斜視弱視・不同視弱視に適応があること、両眼開放のまま行えるため潜伏眼振の合併例に有用であることは、いずれも正しい記述です。

選択肢の確認

1.健眼に点眼する。
誤り。健眼に点眼するという記述は正しい。

2.完全遮閉法である。
正しい。両眼開放下の部分遮閉であり完全遮閉法ではない。

3.斜視弱視に適応がある。
誤り。斜視弱視に適応があるという記述は正しい。

4.不同視弱視に適応がある。
誤り。不同視弱視に適応があるという記述は正しい。

5.潜伏眼振と弱視が合併した場合に有用である。
誤り。両眼開放のまま行えるため潜伏眼振の合併例に有用である。

覚えるポイント

  • ペナリゼーション=健眼をアトロピンで調節麻痺にし近方をぼかす部分遮閉。
  • 両眼開放のまま行えるため、潜伏眼振の合併例に有用。
  • 弱視眼の近見視力が健眼の近見視力を上回っている必要がある。

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