52PM002|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
アトロピン硫酸塩の点眼の副作用はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
アトロピン点眼の副作用を問う問題です。
解説
アトロピンは抗コリン薬(副交感神経遮断薬)なので、全身に吸収されると発熱(発汗が抑制されて体温が上がる)、顔面紅潮、口渇、頻脈、便秘、不穏といった症状を起こします。小児では体重あたりの吸収量が多いため特に注意します。
下痢・縮瞳・徐脈・顔面蒼白は、いずれも副交感神経が優位になったときの症状で、アトロピンの作用とは逆向きです。
選択肢の確認
1.下痢
誤り。抗コリン作用により便秘となる。
2.縮瞳
誤り。アトロピンは散瞳させる。
3.徐脈
誤り。抗コリン作用により頻脈となる。
4.発熱
正しい。発汗抑制により発熱が生じる。
5.顔面蒼白
誤り。顔面は紅潮する。
覚えるポイント
- アトロピンの副作用=発熱・顔面紅潮・口渇・頻脈・便秘・不穏。
- 点眼後は閉瞼して涙嚢部を圧迫し、全身への吸収を減らす。
- 小児では体重あたりの吸収量が多く、症状が出やすい。