54PM055|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
アトロピン硫酸塩によるペナリゼーションで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
アトロピンによるペナリゼーションの実施を問う問題です。
解説
ペナリゼーションは長期にわたる治療なので、患児と家族が納得して点眼を続けられるか、すなわちアドヒアランスが治療成績を大きく左右します。
点眼するのは健眼(弱視眼ではない)、固視異常の正常化を目的とするものではなく、顔面紅潮・発熱などの全身副作用があり、完全矯正眼鏡の装用は必要です。
選択肢の確認
1.弱視眼に点眼する。
誤り。点眼するのは健眼である。
2.固視異常を正常化する。
誤り。固視異常の正常化を目的とするものではない。
3.全身的な副作用はない。
誤り。顔面紅潮・口渇・発熱などの全身副作用がある。
4.アドヒアランスが重要である。
正しい。長期の治療でありアドヒアランスが重要である。
5.完全矯正眼鏡の装用は不要である。
誤り。完全矯正眼鏡の装用は必要である。
覚えるポイント
- ペナリゼーション=健眼をアトロピンで調節麻痺にし近方をぼかす。
- 弱視眼の近見視力が健眼の近見視力を上回っている必要がある。
- 利点=外見上目立たない、両眼開放。副作用=顔面紅潮・発熱・頻脈。