51PM009|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
損傷後の再生能力が低いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
神経の再生能力を問う問題です。
解説
視神経は中枢神経の一部(間脳から伸び出した神経束)であり、髄鞘を作るのが希突起膠細胞なので、損傷後に再生しません。緑内障や外傷性視神経症で失われた視機能が回復しないのはこのためです。
動眼・滑車・三叉・外転神経は末梢神経で、Schwann細胞による髄鞘があるため、軸索が再生しうる(麻痺が回復しうる)という違いがあります。
選択肢の確認
1.視神経
正しい。視神経は中枢神経であり損傷後の再生能力が低い。
2.動眼神経
誤り。動眼神経は末梢神経であり再生しうる。
3.滑車神経
誤り。滑車神経は末梢神経であり再生しうる。
4.三叉神経
誤り。三叉神経は末梢神経であり再生しうる。
5.外転神経
誤り。外転神経は末梢神経であり再生しうる。
覚えるポイント
- 視神経=中枢神経。髄膜に包まれ、希突起膠細胞が髄鞘を作る。再生しない。
- 末梢神経=Schwann細胞が髄鞘を作る。軸索が再生しうる。
- 動眼神経麻痺の回復期には異常再生(偽Graefe徴候)が起こることがある。