47PM012|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
AC/A 比が低いのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・5
正答
3、5
この問題のポイント
AC/A比が低くなる病態を選ぶ問題です。
解説
AC/A比は単位調節量あたりの調節性輻湊量です。輻湊不全型間欠性外斜視は、近見での輻湊が不足する病型でAC/A比が低いのが特徴です(遠見より近見の外斜視角が大きい)。
ピロカルピン点眼は毛様体筋を直接収縮させて調節を起こすため、中枢からの調節努力が少なくて済み、見かけのAC/A比が低下します。逆にアトロピン点眼では調節努力が増えAC/A比は高く測定されます。斜位近視や非屈折性調節性内斜視は高AC/A比が背景にあります。
選択肢の確認
1.斜位近視
誤り。斜位近視は輻湊と調節の連動が強い状態である。
2.非屈折性調節性内斜視
誤り。非屈折性調節性内斜視は高AC/A比が特徴である。
3.輻湊不全型間欠性外斜視
正しい。輻湊不全型間欠性外斜視はAC/A比が低い。
4.アトロピン硫酸塩点眼後
誤り。アトロピン点眼下では調節努力が増しAC/A比は高く測定される。
5.ピロカルピン塩酸塩点眼後
正しい。ピロカルピン点眼では末梢性に調節が起こり見かけのAC/A比が低下する。
覚えるポイント
- 高AC/A比=非屈折性調節性内斜視、開散過多型間欠性外斜視。
- 低AC/A比=輻湊不全型間欠性外斜視、輻湊不全。
- 調節麻痺薬で高く、縮瞳薬(調節促進)で低く測定される。