56AM028|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
身体表現性障害〈心因性視能障害〉の患者に対して、シクロペントラート塩酸塩を点眼する前に実施すべき検査はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
調節麻痺薬点眼の前に済ませるべき検査を問う問題です。
解説
シクロペントラートは調節を麻痺させ瞳孔を散大させる薬剤です。したがって、点眼後には正しく評価できなくなる調節検査と瞳孔検査を、必ず点眼前に実施しておく必要があります。
ERG検査・OCT検査・倒像鏡検査は、むしろ散瞳した状態のほうが実施しやすいため、点眼後で問題ありません。
選択肢の確認
1.調節検査
正しい。調節が麻痺すると評価できなくなるため点眼前に実施する。
2.瞳孔検査
正しい。散瞳すると評価できなくなるため点眼前に実施する。
3.ERG 検査
誤り。ERG検査は散瞳下で行うため点眼後でよい。
4.OCT 検査
誤り。OCT検査は散瞳下のほうが撮影しやすい。
5.倒像鏡検査
誤り。倒像鏡検査は散瞳が必要である。
覚えるポイント
- 調節麻痺薬の点眼前=視力・屈折(自覚的)・調節・瞳孔・眼圧・眼位。
- 点眼後=眼底検査、ERG、OCT、他覚的屈折検査。
- 狭隅角眼では散瞳により急性緑内障発作を誘発しうるため事前確認が必要。