56AM027第56回 視能訓練士国家試験 過去問

瞼裂幅に異常がみられるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

瞼裂幅に異常をきたす疾患を問う問題です。

解説

Horner症候群では、交感神経の障害によりMüller筋(瞼板筋)が麻痺して軽度(1〜2 mm)の眼瞼下垂が生じ、瞼裂幅が狭くなります。縮瞳と顔面の発汗低下を伴います。

Adie症候群は瞳孔と調節の異常、Marfan症候群は水晶体亜脱臼、Sjögren症候群はドライアイ、Usher症候群は網膜色素変性と難聴が主な所見です。

選択肢の確認

1.Adie 症候群
誤り。Adie症候群は瞳孔と調節の異常であり瞼裂幅は正常である。

2.Horner 症候群
正しい。Horner症候群ではMüller筋の麻痺により瞼裂幅が狭くなる。

3.Marfan 症候群
誤り。Marfan症候群では水晶体亜脱臼がみられる。

4.Sjögren 症候群
誤り。Sjögren症候群はドライアイをきたす。

5.Usher 症候群
誤り。Usher症候群は網膜色素変性と難聴を伴う。

覚えるポイント

  • Horner症候群=縮瞳+軽度眼瞼下垂(Müller筋麻痺)+見かけの眼球陥凹+発汗低下。
  • 暗所で瞳孔不同が著明になる(dilation lag)。
  • 瞼裂幅の拡大=甲状腺眼症(眼瞼後退)、顔面神経麻痺(兎眼)。

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