45PM003|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
β 遮断薬点眼で禁忌または慎重投与とされているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
β遮断点眼薬の全身性副作用と禁忌を理解しているかを問う問題です。
解説
β遮断薬は房水産生を抑えて眼圧を下げますが、点眼薬でも鼻涙管を通って全身に吸収されます。気管支のβ2受容体を遮断すると気管支が収縮するため、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患は禁忌です。心臓のβ1遮断による徐脈・心不全・房室ブロックにも注意します。
閉塞隅角緑内障で禁忌となるのは散瞳をきたす抗コリン薬であり、β遮断薬ではありません。
選択肢の確認
1.痛風
誤り。痛風はβ遮断点眼薬の禁忌ではない。
2.肝不全
誤り。肝不全はβ遮断点眼薬の禁忌ではない。
3.気管支喘息
正しい。気管支喘息では気管支収縮を招くため禁忌または慎重投与である。
4.閉塞隅角緑内障
誤り。閉塞隅角緑内障で禁忌となるのは散瞳作用のある抗コリン薬である。
5.アトピー性皮膚炎
誤り。アトピー性皮膚炎はβ遮断点眼薬の禁忌ではない。
覚えるポイント
- β遮断点眼の禁忌=気管支喘息・COPD・徐脈・房室ブロック・心不全。
- 点眼後の涙嚢部圧迫で全身移行を減らせる。
- 閉塞隅角緑内障の禁忌薬は抗コリン薬(散瞳薬)。