54PM001|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
副交感神経遮断薬はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
副交感神経遮断薬を問う問題です。
解説
アトロピン硫酸塩はムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断する抗コリン薬(副交感神経遮断薬)です。瞳孔括約筋と毛様体筋を麻痺させ、散瞳と調節麻痺を起こします。
アセチルコリンとピロカルピンは副交感神経刺激(縮瞳)、コカインとノルアドレナリンは交感神経に作用(散瞳)します。
選択肢の確認
1.アセチルコリン
誤り。アセチルコリンは副交感神経の伝達物質そのものである。
2.コカイン塩酸塩
誤り。コカイン塩酸塩はノルアドレナリンの再取り込みを阻害する交感神経作動薬である。
3.アトロピン硫酸塩
正しい。アトロピン硫酸塩は副交感神経遮断薬(抗コリン薬)である。
4.ノルアドレナリン
誤り。ノルアドレナリンは交感神経の伝達物質である。
5.ピロカルピン塩酸塩
誤り。ピロカルピン塩酸塩は副交感神経刺激薬である。
覚えるポイント
- 抗コリン薬=アトロピン・シクロペントラート・トロピカミド(散瞳+調節麻痺)。
- 交感神経刺激=フェニレフリン(散瞳のみ、調節麻痺なし)。
- 狭隅角眼では散瞳薬が急性緑内障発作を誘発しうる。