54PM002|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
眼に関連する神経機能で誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
眼に関連する神経の機能を問う問題です。
解説
交感神経が支配するのは**Müller筋(瞼板筋)であり、その作用は開瞼(瞼裂の開大)**です。閉瞼を担うのは顔面神経支配の眼輪筋なので、この組合せが誤りです。
滑車神経が上斜筋を介して眼球を下転させること、三叉神経が顔面の知覚を担うこと、外転神経が眼球を外転させること、顔面神経が前頭筋を介して眉毛を挙上させることは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.滑車神経 ── 眼球下転
誤り。滑車神経が上斜筋を介して眼球を下転させるという記述は正しい。
2.三叉神経 ── 顔面知覚
誤り。三叉神経が顔面の知覚を担うという記述は正しい。
3.外転神経 ── 眼球外転
誤り。外転神経が眼球を外転させるという記述は正しい。
4.顔面神経 ── 眉毛挙上
誤り。顔面神経が眉毛を挙上させるという記述は正しい。
5.交感神経 ── 閉瞼
正しい。交感神経はMüller筋を介して開瞼に働き、閉瞼ではない。
覚えるポイント
- 開瞼=上眼瞼挙筋(動眼神経)+Müller筋(交感神経)。
- 閉瞼=眼輪筋(顔面神経)。
- Horner症候群=交感神経障害でMüller筋が麻痺し軽度の眼瞼下垂となる。