56PM022|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患」を定義とするのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
緑内障の定義を問う問題です。
解説
設問の文は、日本緑内障学会による緑内障の定義です。「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常」と定められています。
眼圧の数値は定義に含まれないため、正常眼圧緑内障も緑内障に含まれます。高眼圧症は眼圧が高いだけで視神経・視野に異常がない状態です。
選択肢の確認
1.黄斑低形成
誤り。黄斑低形成は中心窩の陥凹が形成されない先天異常である。
2.高眼圧症
誤り。高眼圧症は眼圧が高いが視神経・視野に異常がない状態である。
3.高血圧網膜症
誤り。高血圧網膜症は高血圧による網膜血管の変化である。
4.白内障
誤り。白内障は水晶体の混濁である。
5.緑内障
正しい。これは緑内障の定義である。
覚えるポイント
- 緑内障の定義に眼圧の数値は含まれない(正常眼圧緑内障も緑内障)。
- 高眼圧症=眼圧21 mmHg超だが視神経・視野は正常。経過観察する。
- わが国の緑内障の約7割が正常眼圧緑内障。40歳以上の約5%。