49AM063|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
微小内斜視にBagolini線条検査を行った図(別冊No. 2 ①〜⑤)を別に示す。 特徴的な結果はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
微小内斜視のBagolini線条検査の所見を選ぶ図問題です。
解説
微小斜視(10Δ以下の内斜視)では調和性異常対応が成立しているため、斜視があっても2本の光条は中央で交差して見えます。ここが正常対応の斜視(交点がずれて複視の位置に見える)との決定的な違いです。
さらに微小斜視弱視では中心窩に抑制暗点があるため、斜視眼側の光条の**中央部だけが欠けた(切れた)**像として知覚されます。この「中央で交差しているが片方の光条の中心が欠けている」図が特徴的な所見です。
選択肢の確認
1.①
誤り。2本の光条が完全に交差する図は、抑制暗点のない正常な見え方である。
2.②
誤り。光条の交点が大きくずれる図は、正常対応の顕性斜視の見え方である。
3.③
誤り。片眼の光条が完全に消失する図は、深い抑制がある場合の見え方である。
4.④
正しい。中央で交差しつつ片方の光条の中心部が欠ける、微小斜視に特徴的な所見である。
5.⑤
誤り。上下にずれる図は上下偏位がある場合の見え方である。
覚えるポイント
- 微小斜視=調和性異常対応。斜視があっても光条は中央で交差する。
- 中心窩抑制暗点により光条の中心部が欠ける。
- 4Δ基底外方試験でも中心窩抑制暗点を確認できる。