50PM025|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
Bagolini 線条検査について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
Bagolini線条検査の原理を問う問題です。
解説
Bagolini線条ガラスには細かい平行の条線が刻まれており、点光源を見ると**条線と直交する方向に光が細長く伸びて(拡散して)**見えます。これを左右で直交させて装用させ、2本の光条の交わり方から網膜対応と抑制を評価します。
透明なガラスなので両眼分離効果は最も低く、日常視に近い条件で行えるのが利点です。斜視角の定量にも立体視の評価にも用いず、調節視標も使いません。
選択肢の確認
1.調節視標を用いる。
誤り。点光源を用いる検査であり調節視標は用いない。
2.両眼分離効果が高い。
誤り。両眼分離効果は最も低い。
3.立体視の有無を評価する。
誤り。立体視ではなく網膜対応と抑制を評価する。
4.斜視角定量のための検査である。
誤り。斜視角の定量には用いない。
5.線条と直交する方向に光が拡散する。
正しい。線条と直交する方向に光が拡散して見える。
覚えるポイント
- Bagolini線条検査=分離が最も弱く日常視に近い条件で対応と抑制を評価。
- 正常=2本の光条が中央で交差。抑制=片方の光条の一部または全体が消失。
- 微小斜視=中央で交差しつつ光条の中心部が欠ける。