56PM003|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
眼の自律神経機能で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
眼の自律神経機能を問う問題です。
解説
涙液の基礎分泌は、顔面神経に含まれる副交感神経(翼口蓋神経節を経由)が涙腺を支配することで維持されます。反射性分泌も同じ経路によります。
近見視では縮瞳(散瞳ではない)、瞳孔括約筋の麻痺では散瞳、瞳孔散大筋の収縮では散瞳、毛様体筋の緊張は副交感神経によります。
選択肢の確認
1.近見視により散瞳する。
誤り。近見視では縮瞳する。
2.瞳孔括約筋の麻痺で縮瞳する。
誤り。瞳孔括約筋の麻痺では散瞳する。
3.瞳孔散大筋の収縮で縮瞳する。
誤り。瞳孔散大筋の収縮では散瞳する。
4.毛様体筋の緊張は交感神経の興奮による。
誤り。毛様体筋の緊張は副交感神経の興奮による。
5.涙液の基礎分泌は副交感神経支配である。
正しい。涙液の基礎分泌は副交感神経支配である。
覚えるポイント
- 副交感神経=縮瞳・調節・涙液分泌。交感神経=散瞳・瞼裂開大。
- 涙腺の支配=顔面神経の副交感神経(翼口蓋神経節を経由)。
- 近見三徴=輻湊・調節・縮瞳。いずれも副交感神経が関与する。