56PM002|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
国際生活機能分類〈ICF〉における構成要素の説明で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
国際生活機能分類(ICF)の考え方を問う問題です。
解説
ICFは、心身機能・身体構造だけでなく、活動の制限と参加の制約を含む広い概念として生活機能をとらえます。さらに環境因子と個人因子が相互に作用するモデルです。
身体の構造的欠損のみを指すものではなく、障害は可逆的な場合もあり、環境因子など外的要因も関与し、医学的診断名だけで障害が決まるものでもありません。
選択肢の確認
1.身体の構造的欠損のみを指す。
誤り。心身機能・身体構造だけでなく活動と参加を含む。
2.障害とは不可逆的なものである。
誤り。障害は環境の調整などにより改善しうる。
3.参加の制限を含む広い概念である。
正しい。参加の制約を含む広い概念である。
4.障害は個人の内的要因のみで決まる。
誤り。環境因子など外的要因も関与する。
5.医学的診断名が付くと自動的に障害と判定される。
誤り。診断名だけで障害が決まるものではない。
覚えるポイント
- ICF=心身機能・身体構造/活動/参加+環境因子・個人因子。
- ICIDHの一方向モデルから相互作用モデルへ転換した。
- ロービジョンケアでは環境調整(環境因子への働きかけ)が重要。