51PM069|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
9歳の男児。色覚異常を疑われて来院した。視力は右1.2(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。本人も両親も日常生活で困ることはないと話している。検査を行った結果、1型2色覚であり、異常の程度は強度であった。この診断結果に必要であった検査はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・4
正答
1、4
この問題のポイント
色覚異常の型と程度の確定に必要な検査を問う問題です。
解説
「1型2色覚」という型の確定には、赤と緑の混色比を定量できるアノマロスコープが必要です。2色覚では等色範囲がきわめて広くなり、1型か2型かも判別できます。
「強度」という程度の判定には、色相配列検査であるパネルD-15を用います。failであれば中等度以上(強度を含む)と判定し、交叉の方向から混同軸も確認できます。
選択肢の確認
1.パネルD-15
正しい。パネルD-15により程度(強度かどうか)を判定できる。
2.ランタンテスト
誤り。ランタンテストは職業適性の判定に用いる。
3.100 ヒューテスト
誤り。100ヒューテストは色相弁別能の詳細な評価であり型の確定には用いない。
4.アノマロスコープ
正しい。アノマロスコープにより1型2色覚という型を確定できる。
5.SPP-2〈標準色覚検査表第2部〉
誤り。SPP-2は後天色覚異常のスクリーニング用である。
覚えるポイント
- 型の確定=アノマロスコープ(Rayleigh等色)。
- 程度の判定=パネルD-15(pass/fail)。
- 仮性同色表=スクリーニング。ランタンテスト=職業適性の判定。