52AM068|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
8歳の男児。色覚異常を指摘され来院した。視力は右1.2(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。アノマロスコープでは単色目盛15、混色目盛0〜73 の範囲で等色が得られた。パネルD-15 の結果(別冊No. 8)を別に示す。この患者の結果として考えられるのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
アノマロスコープとパネルD-15の結果を対応させる図問題です。
解説
アノマロスコープで混色目盛0〜73という広い範囲で等色が得られたことは、赤と緑の混色比にかかわらず黄と等色できることを意味し、**2色覚(赤緑いずれかの錐体の欠損)**を示します。
この場合パネルD-15では、多数の交叉が混同軸に平行に走る強度異常のパターンを示します。この図が正答です。
選択肢の確認
1.a
誤り。交叉のないpassの結果は2色覚とは一致しない。
2.b
誤り。交叉が1本のみの結果は2色覚とは一致しない。
3.c
正しい。混同軸に平行な多数の交叉を示すパターンが2色覚に一致する。
4.d
誤り。この配列パターンは混同軸と一致しない。
5.e
誤り。この配列パターンは混同軸と一致しない。
覚えるポイント
- 2色覚=等色範囲が全域に及ぶ。異常3色覚=等色範囲が偏るが狭い。
- パネルD-15の交叉の方向で1型(protan)・2型(deutan)・3型(tritan)軸を読む。
- 交叉0〜1本=pass、2本以上=fail(中等度以上)。