48AM067|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
10歳の男児。学校の色覚検査で異常を指摘されて来院した。パネルD-15の結果を図に示す。この症例について正しいのはどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
パネルD-15の結果から先天色覚異常の型と疫学を問う問題です。
解説
パネルD-15の配列が特定の軸に沿って色相環を横切る(2型軸=deutan軸)場合、2型色覚と判定されます。2型色覚はM錐体の異常で、**日本人男性の約5%**にみられる最も多い先天色覚異常です。
1色型色覚(全色盲)では配列が無秩序になり視力も低下します。S錐体の障害は3型(tritan)、視力は正常、原因遺伝子はX染色体長腕(第13染色体ではありません)にあります。
選択肢の確認
1.1色型色覚である。
誤り。1色型色覚では配列が無秩序になり視力も低下する。
2.S錐体が障害されている。
誤り。S錐体の障害は3型(tritan)色覚である。
3.矯正視力は手動弁である。
誤り。先天赤緑色覚異常では矯正視力は正常である。
4.発症頻度は男性の5%程度である。
正しい。先天色覚異常の頻度は日本人男性の約5%である。
5.第13染色体短腕に異常がみられる。
誤り。原因遺伝子はX染色体長腕にある。
覚えるポイント
- 日本人男性の約5%、女性の約0.2%が先天色覚異常。
- 最多は2型(deutan)。X連鎖潜性遺伝。
- パネルD-15の配列軸で1型・2型・3型を判定する。