48PM066第48回 視能訓練士国家試験 過去問

8歳の男児。学校健診で視力障害を指摘されて来院した。視力は右0.6(1.2× -1.25 D◯cyl-0.50 D 10°)、左0.9(1.2×+1.00 D◯cyl-1.50 D 180°)。両中間透光体および眼底に異常を認めない。この症例の屈折について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

屈折値の表記から乱視の型と等価球面度数を判定する問題です。

解説

左眼は**+1.00 D◯cyl−1.50 D 180°です。主経線は180°方向が+1.00 D、90°方向が +1.00−1.50 = −0.50 D となり、一方が遠視性、他方が近視性なので混合乱視**です。

右眼は−1.25 D◯cyl−0.50 D 10°で軸が10°なので近視性直乱視、等価球面度数は −1.25+(−0.50/2) = −1.50 D。左眼の等価球面度数は 1.00+(−1.50/2) = +0.25 D、矯正視力1.2で弱視ではありません。

選択肢の確認

1.右眼は近視性倒乱視である。
誤り。右眼は軸10°であり倒乱視ではなく直乱視である。

2.右眼の等価球面値は-1.75 D である。
誤り。右眼の等価球面度数は−1.50 Dである。

3.左眼は混合乱視である。
正しい。左眼は主経線が+1.00 Dと−0.50 Dで混合乱視である。

4.左眼は弱視である。
誤り。左眼の矯正視力は1.2であり弱視ではない。

5.左眼の等価球面値は+1.75 D である。
誤り。左眼の等価球面度数は+0.25 Dである。

覚えるポイント

  • 等価球面度数=球面度数+円柱度数/2。
  • 混合乱視=主経線の一方が遠視性、他方が近視性。
  • マイナス円柱表記で軸が180°付近=直乱視、90°付近=倒乱視。

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