51PM070第51回 視能訓練士国家試験 過去問

10 歳の女児。時々視線がずれることを主訴に受診した。視力は両眼共に1.2(矯正不能)、眼球運動障害はなく、TNO stereotest は60 秒であった。遮閉試験の眼位(別冊No. 8)を別に示す。考えられるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

遮閉試験の所見から外斜視の病型を判断する図問題です。

解説

時々視線がずれるという訴えがあり、TNO stereotestが60秒と良好であることから、融像している時間があり両眼視機能が保たれているとわかります。遮閉試験で顕性の外斜視が観察されているので、間欠性外斜視です。

外斜位なら顕性化せず、恒常性外斜視なら常に顕性で立体視は不良、廃用性(感覚性)外斜視は片眼の視力障害が原因ですが視力は両眼1.2です。

選択肢の確認

1.正位
誤り。遮閉試験で顕性の偏位が観察されており正位ではない。

2.外斜位
誤り。外斜位であれば顕性化しない。

3.間欠性外斜視
正しい。顕性化する時間があり立体視も良好な間欠性外斜視である。

4.恒常性外斜視
誤り。恒常性外斜視であれば立体視は不良となる。

5.廃用性外斜視
誤り。廃用性外斜視は片眼の視力障害が原因だが視力は両眼良好である。

覚えるポイント

  • 間欠性外斜視=融像しているときは正位、疲労時や遠方視で顕性化する。
  • 立体視が保たれていることが間欠性であることを支持する。
  • 恒常性へ移行すると立体視が失われるため、その前に治療を検討する。

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