54PM059|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
眼球運動障害の視能訓練の適応となる疾患はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
眼球運動障害に対する視能訓練の適応を問う問題です。
解説
眼窩吹き抜け骨折と外転神経麻痺は、いずれも後天性の眼球運動障害であり、複視の軽減・両眼単一視野の拡大・拮抗筋の拘縮予防を目的とした視能訓練の適応となります。回復の可能性があることも重要な条件です。
先天外眼筋線維症とDuane症候群は先天性で構造的な異常が固定しており、重症筋無力症は薬物療法が主体で、いずれも訓練の適応ではありません。
選択肢の確認
1.先天外眼筋線維症〈general fibrosis syndrome〉
誤り。先天外眼筋線維症は線維化が固定しており訓練の適応ではない。
2.眼窩吹き抜け骨折
正しい。眼窩吹き抜け骨折は後天性であり視能訓練の適応となる。
3.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症は薬物療法が主体である。
4.外転神経麻痺
正しい。外転神経麻痺は後天性であり視能訓練の適応となる。
5.Duane 症候群
誤り。Duane症候群は先天性の異常神経支配であり訓練の適応ではない。
覚えるポイント
- 後天眼球運動障害の訓練=拮抗筋の拘縮予防、両眼単一視野の拡大。
- 急性期はプリズムや遮閉で複視を軽減し、自然回復を待つ。
- 先天性で構造が固定した病態では訓練の効果が乏しい。