54AM059|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
後天眼球運動障害の視能訓練でないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
後天眼球運動障害に対する視能訓練を問う問題です。
解説
生理的複視認知訓練は、間欠性外斜視などで抑制を除去するために、正常でも複視が生じることを自覚させる訓練です。後天眼球運動障害では複視こそが主症状であり、抑制を除去する必要はないので、この訓練は行いません。
輻湊訓練、融像野拡大訓練、fusion lock training、衝動性眼球運動訓練は、いずれも後天眼球運動障害の訓練として行われます。
選択肢の確認
1.輻湊訓練
誤り。輻湊訓練は後天眼球運動障害でも行われる。
2.融像野拡大訓練
誤り。融像野拡大訓練は複視のない範囲を広げるために行われる。
3.fusion lock training
誤り。fusion lock trainingは融像野の拡大を目的に行われる。
4.衝動性眼球運動訓練
誤り。衝動性眼球運動訓練は後天眼球運動障害で行われる。
5.生理的複視認知訓練
正しい。生理的複視認知訓練は抑制除去が目的であり、この病態では行わない。
覚えるポイント
- 後天眼球運動障害の訓練=拮抗筋の拘縮予防、両眼単一視野(融像野)の拡大。
- 急性期はプリズムや遮閉で複視を軽減し、自然回復を待つ。
- 抑制除去訓練は間欠性外斜視など、抑制がある病態で行う。