56PM046|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
屈折異常弱視に対する視能訓練で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
屈折異常弱視に対する視能訓練を問う問題です。
解説
屈折異常弱視は、両眼に同程度の強い屈折異常があって網膜像がぼけたまま発達したものです。したがって治療の基本は完全屈折矯正(眼鏡の常用)で、多くはこれだけで視力が改善します。
両眼性で左右差がないため遮閉(交代遮閉・交代固視訓練)は不要、融像訓練と生理的複視認知訓練は両眼視機能の訓練であり、この病態の第一の治療ではありません。
選択肢の確認
1.交代遮閉
誤り。両眼性で左右差がないため交代遮閉は不要である。
2.融像訓練
誤り。融像訓練は両眼視機能の訓練でありこの病態の治療ではない。
3.完全屈折矯正
正しい。完全屈折矯正が治療の基本である。
4.交代固視訓練
誤り。交代固視訓練はこの病態の治療ではない。
5.生理的複視認知訓練
誤り。生理的複視認知訓練は抑制除去のための訓練である。
覚えるポイント
- 屈折異常弱視=両眼性。完全屈折矯正(眼鏡の常用)で改善することが多い。
- 遠視で+4.00〜5.00 D以上、乱視で2.00 D以上が目安。
- 不同視弱視(片眼性)では屈折矯正に加えて健眼遮閉を行う。