56AM057|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
不同視弱視に対する視能訓練で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
不同視弱視に対する視能訓練の順序を問う問題です。
解説
不同視弱視の治療は、まず完全屈折矯正(調節麻痺下の屈折検査に基づく眼鏡の常用)を行い、それでも視力差が残る場合に健眼遮閉へ進みます。この順序が原則です。
遮閉訓練は眼鏡装用下で行い、遮閉時間は長ければよいというものではなく(遮閉弱視の危険)、アドヒアランスは高いほど効果が高く、絆創膏型遮閉具のほうがアトロピンより遮閉効果は強くなります。
選択肢の確認
1.遮閉訓練は裸眼で行う。
誤り。遮閉訓練は完全矯正眼鏡を装用したうえで行う。
2.完全屈折矯正ののち健眼遮閉を行う。
正しい。完全屈折矯正ののち健眼遮閉を行う。
3.遮閉時間が長いほど訓練効果が高い。
誤り。過剰な遮閉は健眼の弱視化を招く。
4.アドヒアランスが低いほうが訓練効果は高い。
誤り。アドヒアランスが高いほど訓練効果は高い。
5.健眼遮閉は絆創膏型遮閉具よりアトロピン硫酸塩点眼の方が高い効果をもつ。
誤り。絆創膏型遮閉具のほうが遮閉効果は強い。
覚えるポイント
- 弱視治療の順序=完全屈折矯正→健眼遮閉→視力の安定。
- 眼鏡のみで改善することもあるため、まず数か月は眼鏡単独で経過をみる。
- 遮閉弱視=過剰な遮閉による健眼の弱視化。健眼の視力も確認する。