51AM061|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
不同視弱視の視能訓練を計画する上でまず行うべき訓練目標はどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・4
正答
1、4
この問題のポイント
不同視弱視の訓練で最初に設定すべき目標を問う問題です。
解説
不同視弱視の治療は、まず屈折異常の矯正(完全矯正眼鏡の常用)から始めます。網膜に鮮明な像を結ばせることがすべての前提だからです。次いで遮閉訓練で弱視眼を使わせ、視力の安定を目指します。
両眼視の獲得・眼位ずれの矯正・網膜対応の正常化は、視力が改善して両眼の視力が揃った後の段階の目標です。
選択肢の確認
1.視力の安定
正しい。屈折矯正に続いて視力の安定を目指すのが初期の目標である。
2.両眼視の獲得
誤り。両眼視の獲得は視力が揃った後の段階の目標である。
3.眼位ずれの矯正
誤り。不同視弱視では眼位ずれが主たる問題ではない。
4.屈折異常の矯正
正しい。まず屈折異常の矯正を行うのが治療の出発点である。
5.網膜対応の正常化
誤り。網膜対応の正常化は後の段階の目標である。
覚えるポイント
- 弱視治療の順序=屈折矯正→遮閉訓練→視力の安定→両眼視機能の訓練。
- 不同視弱視=遠視性で2 D以上の差が危険因子。
- 視力が安定するまで再発に注意して経過をみる。