56AM056|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
麻痺性斜視に対する衝動性眼球運動訓練で正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・5
正答
3、5
この問題のポイント
麻痺性斜視に対する衝動性眼球運動訓練の目的を問う問題です。
解説
麻痺筋を能動的に使わせることで、その拮抗筋の拘縮を予防するのが訓練の主要な目的です。拘縮が起こると二次的な制限が加わり、回復後も眼位が戻りにくくなります。また、麻痺筋を繰り返し使わせることで筋力の回復を促す効果も期待されます。
閉瞼下では視覚的な目標がなく成立せず、外眼筋は速筋線維が主体、長時間の実施は疲労を招くため短時間で反復するのが適切です。
選択肢の確認
1.閉瞼下で行う。
誤り。視覚的な目標が必要であり閉瞼下では行えない。
2.遅筋線維に作用する。
誤り。外眼筋は速筋線維が主体である。
3.麻痺筋の筋力回復を促す。
正しい。麻痺筋の筋力回復を促す効果が期待される。
4.長時間の実施で効果が高い。
誤り。長時間の実施は疲労を招き、短時間の反復が適切である。
5.麻痺筋の拮抗筋の拘縮を予防する。
正しい。麻痺筋の拮抗筋の拘縮を予防する。
覚えるポイント
- 麻痺性斜視の訓練=拮抗筋の拘縮予防、両眼単一視野の拡大、筋力の回復。
- 急性期はプリズムや遮閉で複視を軽減し、自然回復を待つ。
- 6か月経っても回復しなければ手術を検討する。