56AM055|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
潜伏眼振で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
潜伏眼振の性状を問う問題です。
解説
潜伏眼振の緩徐相は**速度減少型(decreasing velocity)**です。急速相の後、ゆっくり戻る動きが次第に減速していく波形で、先天眼振に共通する特徴です。「速度増加型」は誤りです。
交代性上斜位を伴うこと、外転時に振幅が大きくなること、両眼開放下で消失すること、眼振の方向が開放眼(固視眼)向きであることは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.交代性上斜位を伴う。
誤り。交代性上斜位を伴うという記述は正しい。
2.緩徐相は速度増加型である。
正しい。緩徐相は速度減少型であり速度増加型ではない。
3.振幅は外転時に大きくなる。
誤り。振幅が外転時に大きくなるという記述は正しい。
4.眼振は両眼開放下で消失する。
誤り。両眼開放下で消失するという記述は正しい。
5.眼振の方向は開放眼向きである。
誤り。眼振の方向が開放眼向きであるという記述は正しい。
覚えるポイント
- 潜伏眼振=片眼遮閉で出現。急速相は開放眼(固視眼)の方向を向く。
- 緩徐相は速度減少型(先天眼振に共通)。
- 視力測定は遮閉板ではなく+10 D程度の凸レンズで霧視して行う。