51AM047|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
小児期の潜伏遠視を疑う症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
小児の潜伏遠視を疑う症状を問う問題です。
解説
潜伏遠視では、強い調節力で遠視を代償しているため遠見視力は良好ですが、近方作業では調節と輻湊の負担が大きくなります。そのため読書が長続きしない、集中力が続かない、目が疲れる、といった訴えが特徴的です。
遠方が見えにくいのは近視や乱視、起床時の頭痛は頭蓋内圧亢進、転倒しやすいのは視野障害、物が二重に見えるのは斜視を疑う症状です。
選択肢の確認
1.遠方が見えにくい。
誤り。遠方が見えにくいのは近視や乱視を疑う症状である。
2.起床時に頭痛をきたす。
誤り。起床時の頭痛は頭蓋内圧亢進を疑う症状である。
3.転倒しやすい。
誤り。転倒しやすいのは視野障害を疑う症状である。
4.読書が長続きしない。
正しい。読書が長続きしないのは潜伏遠視による調節性眼精疲労の症状である。
5.物体が二重に見える。
誤り。物体が二重に見えるのは斜視や眼球運動障害を疑う症状である。
覚えるポイント
- 潜伏遠視=調節で代償されて顕在化しない遠視。調節麻痺下の屈折検査で判明する。
- 症状=近業での眼精疲労、頭痛、集中力の低下、調節性内斜視。
- 小児では調節力が強いため、必ず調節麻痺薬下で屈折を測る。