46AM018第46回 視能訓練士国家試験 過去問

麻痺性斜視で第1偏位が第2偏位より小さいことを示す法則はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

麻痺性斜視で第1偏位と第2偏位に差が出る理由を説明する法則を問う問題です。

解説

Heringの法則は、両眼のともむき筋には常に等量の神経支配が送られるというものです。麻痺眼で固視すると、不足を補うため強い神経支配が送られ、その同じ量が健眼のともむき筋にも届くため、健眼が大きく偏位します。

これが**第2偏位(麻痺眼固視時の偏位)>第1偏位(健眼固視時の偏位)**となる理由です。Sherringtonの法則は主動筋の収縮に伴う拮抗筋の弛緩(相反神経支配)を述べたものです。

選択肢の確認

1.Knapp の法則
誤り。Knappの法則は眼鏡矯正時の網膜像の大きさに関する法則である。

2.Hering の法則
正しい。Heringの法則がともむき筋への等量支配を述べ、第1偏位<第2偏位を説明する。

3.Listing の法則
誤り。Listingの法則は眼球の回旋運動の軸に関する法則である。

4.Donders の法則
誤り。Dondersの法則は視線方向ごとに回旋量が一定であることを述べる。

5.Sherrington の法則
誤り。Sherringtonの法則は主動筋と拮抗筋の相反神経支配を述べる。

覚えるポイント

  • Hering=ともむき筋への等量神経支配。第1偏位<第2偏位。
  • Sherrington=主動筋の収縮と拮抗筋の弛緩(相反神経支配)。
  • Listing・Donders=眼球回旋の幾何学的法則。

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