46AM017|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
輻湊けいれんについて正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
輻湊けいれん(調節・輻湊・縮瞳の過剰)の臨床像を問う問題です。
解説
輻湊けいれんは、近見反応の3要素が過剰に働く状態で、輻湊過剰による内斜視、調節けいれんによる偽近視、縮瞳が同時に起こります。心因性のことが多く、若年女性に多くみられます。
散瞳・外斜視・眼瞼下垂は生じません。Parinaud症候群は上方注視麻痺と対光近見反応解離が主体で、輻湊後退眼振を伴うことはありますが輻湊けいれんとは別の病態です。
選択肢の確認
1.散瞳する。
誤り。輻湊けいれんでは縮瞳する。
2.外斜視となる。
誤り。輻湊過剰により内斜視となる。
3.眼瞼下垂を合併する。
誤り。眼瞼下垂は合併しない。
4.調節けいれんを合併する。
正しい。近見反応の過剰として調節けいれんを合併する。
5.Parinaud 症候群で生じる。
誤り。Parinaud症候群は上方注視麻痺が主体で別の病態である。
覚えるポイント
- 輻湊けいれん=内斜視+偽近視(調節けいれん)+縮瞳。
- 心因性が多い。調節麻痺薬点眼で屈折値が変わることが診断の助けになる。
- 外転神経麻痺との鑑別が要(外転神経麻痺では縮瞳しない)。