53PM013|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
輻湊けいれんについて正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
輻湊けいれんの病態と治療を問う問題です。
解説
輻湊けいれんは、輻湊・調節・縮瞳が発作的に過剰に起こる病態です。難治例には内直筋へのA型ボツリヌス毒素注射が行われ、内直筋を一時的に麻痺させて過剰な輻湊を抑えます。
瞳孔は縮瞳し、調節はけいれん(近視化)し、症状は発作性で間欠期があり、治療には調節麻痺薬(アトロピンなど)と凸レンズを用いますが「低濃度アトロピンが著効する」とまでは言えません。
選択肢の確認
1.瞳孔は散瞳する。
誤り。近見反応に伴い縮瞳する。
2.調節は麻痺し、遠視化する。
誤り。調節はけいれんして近視化する。
3.症状は持続的で間欠期はない。
誤り。発作性で間欠期がある。
4.低濃度アトロピン投与が著効する。
誤り。調節麻痺薬は用いるが著効するとは限らない。
5.ボツリヌス毒素内直筋注射が適応となる。
正しい。難治例には内直筋へのボツリヌス毒素注射が適応となる。
覚えるポイント
- 輻湊けいれん=発作性の輻湊・調節・縮瞳。心因性のことが多い。
- 症状=内斜視・複視・近視化・縮瞳。器質性疾患の除外が必要。
- 治療=調節麻痺薬+凸レンズ、難治例に内直筋へのボツリヌス毒素注射。