45PM049|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
右眼の複像が下に見える麻痺性斜視において、左への顔回しと左への頭部傾斜で複像間距離が増大する場合、麻痺筋はどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
複像の位置と、顔回し・頭部傾斜による複像間距離の変化から麻痺筋を決める問題です。
解説
右眼の複像が下に見える=右眼の像が下方にある=右眼が上方に偏位している、すなわち右眼の下転障害です。
さらに左への顔回し(=右方視)で増悪するので、右方視で働く右眼の筋、つまり右下直筋(右眼が外転位で下転する筋)が麻痺筋です。左への頭部傾斜で増大する所見も、Bielschowsky頭部傾斜試験の考え方と整合します。
選択肢の確認
1.右下直筋
正しい。右眼の下転障害で、右方視(左への顔回し)で増悪するのは右下直筋麻痺である。
2.右下斜筋
誤り。右下斜筋麻痺では上転障害となり、複像の位置が逆になる。
3.左上直筋
誤り。左上直筋麻痺では左眼の上転障害となる。
4.左下斜筋
誤り。左下斜筋麻痺では左眼の上転障害となる。
5.左下直筋
誤り。左下直筋麻痺では左眼の下転障害となり、複像の位置が逆になる。
覚えるポイント
- 複像が下に見える眼=上方に偏位している眼(像は偏位と逆に投影される)。
- 顔回しの向きと逆の方向が、複視の増悪する視方向。
- 外転位の下転=下直筋、内転位の下転=上斜筋。