55AM018|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
正常両眼視の健常人が視標T を固視しているときのホロプタとPanum の融像感覚圏(別冊No. 3)を別に示す。交差性複視の複像間距離が最も離れている視標はどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
生理的複視の複像間距離を問う図問題です。
解説
図では①②が固視点Tより遠方、③がPanumの融像感覚圏内、④⑤が固視点より手前にあり、⑤が最も手前です。交差性複視は固視点より手前にある対象で生じます。複像間距離は固視点から離れるほど大きくなるので、固視点より手前で最も近い(最も離れた)位置にある視標で最大になります。
Panumの融像感覚圏の外側にある必要もあります。図のうち、固視点Tより手前で最も手前にある視標が正答です。
選択肢の確認
1.①
誤り。この視標は固視点より奥にあり同側性複視となる。
2.②
誤り。この視標は固視点に近く複像間距離が小さい。
3.③
誤り。この視標はPanum圏内にあり複視を生じない。
4.④
誤り。この視標は固視点に近く複像間距離が小さい。
5.⑤
正しい。固視点より最も手前にあり交差性複視の複像間距離が最大となる。
覚えるポイント
- 固視点より手前=交差性複視、奥=同側性複視。
- 固視点から離れるほど複像間距離は大きくなる。
- Panum圏内では融像され複視にならない(立体感として知覚される)。