48PM058第48回 視能訓練士国家試験 過去問

左上直筋麻痺において、複像間距離が最大になるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

上直筋麻痺で複像間距離が最大になる頭位を問う問題です。

解説

上直筋は外転位で上転・内旋を担います。左上直筋麻痺では、左眼が外転する左方視で上転が最も不足し、上下の複像間距離が最大になります。左方視を得るには右への顔回しをします。

さらに、上直筋は内旋筋なので、左への頭部傾斜(左眼に内旋が要求される)で偏位が増強します(Bielschowsky頭部傾斜試験陽性)。したがって右への顔回しと左頭部傾斜の組合せで複像間距離が最大になります。

選択肢の確認

1.右への顔回しと顎上げ
誤り。顎上げでは上下偏位が最大にならない。

2.左への顔回しと顎下げ
誤り。左への顔回しは右方視となり左上直筋の作用方向ではない。

3.右への顔回しと左頭部傾斜
正しい。右への顔回し(左方視)と左頭部傾斜で複像間距離が最大となる。

4.左への顔回しと右頭部傾斜
誤り。顔回しと頭部傾斜の向きがいずれも合わない。

5.左への顔回しと左頭部傾斜
誤り。左への顔回しは右方視となり作用方向が合わない。

覚えるポイント

  • 上直筋=外転位で上転・内旋。左上直筋麻痺は左方視で偏位最大。
  • 内旋筋の麻痺=患側への頭部傾斜で偏位が増強する。
  • 顔回しの向きと逆の方向が、偏位の大きい視方向。

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