50PM037|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
拍動性眼球突出がみられるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
拍動性眼球突出をきたす病態を問う問題です。
解説
内頸動脈海綿静脈洞瘻では、動脈血が直接海綿静脈洞へ流れ込むため、眼窩の静脈が動脈圧にさらされて拍動性の眼球突出が生じます。脈拍に同期した拍動と血管雑音(bruit)を聴取できるのが特徴です。
結膜血管のらせん状怒張、眼圧上昇、外眼筋麻痺(とくに外転神経麻痺)を伴います。外眼筋炎・眼窩蜂巣炎・甲状腺眼症・視神経膠腫では拍動を伴いません。
選択肢の確認
1.外眼筋炎
誤り。外眼筋炎では拍動性の眼球突出は生じない。
2.眼窩蜂巣炎
誤り。眼窩蜂巣炎では拍動性の眼球突出は生じない。
3.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症の眼球突出に拍動は伴わない。
4.視神経膠腫
誤り。視神経膠腫による眼球突出に拍動は伴わない。
5.内頸動脈海綿静脈洞瘻
正しい。内頸動脈海綿静脈洞瘻では拍動性眼球突出がみられる。
覚えるポイント
- 内頸動脈海綿静脈洞瘻=拍動性眼球突出・血管雑音・結膜血管のらせん状怒張。
- 外転神経麻痺を合併しやすい(海綿静脈洞内を走行するため)。
- 診断=MRA・脳血管撮影。治療=血管内治療。