50PM038|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
病名と瞳孔所見の組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
疾患と瞳孔所見の対応を問う問題です。
解説
動眼神経麻痺では、副交感神経(瞳孔括約筋への支配)が障害されるため、患眼は散瞳します。したがって「患眼・縮瞳」という組合せは誤りです。眼瞼下垂・外下斜視・調節麻痺を伴います。
橋出血の両眼縮瞳(pinpoint pupil)、Adie症候群の患眼散瞳、Argyll Robertson瞳孔の両眼縮瞳、Horner症候群の患眼縮瞳は、いずれも正しい組合せです。
選択肢の確認
1.橋出血 ── 両眼・縮瞳
誤り。橋出血で両眼が縮瞳するという記述は正しい。
2.動眼神経麻痺 ── 患眼・縮瞳
正しい。動眼神経麻痺では患眼は散瞳するため、この組合せは誤りである。
3.Adie 症候群 ── 患眼・散瞳
誤り。Adie症候群で患眼が散瞳するという記述は正しい。
4.Argyll Robertson 瞳孔 ── 両眼・縮瞳
誤り。Argyll Robertson瞳孔で両眼が縮瞳するという記述は正しい。
5.Horner 症候群 ── 患眼・縮瞳
誤り。Horner症候群で患眼が縮瞳するという記述は正しい。
覚えるポイント
- 散瞳=動眼神経麻痺、Adie症候群、薬剤性(抗コリン薬)、外傷。
- 縮瞳=Horner症候群、Argyll Robertson瞳孔、橋出血、有機リン中毒。
- 動眼神経麻痺で瞳孔が侵されていれば脳動脈瘤の圧迫を疑い緊急対応する。