第51回
51PM029|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
疾患と瞳孔の所見の組合せで正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解4
正答
4
この問題のポイント
疾患と瞳孔所見の対応を問う問題です。
解説
Horner症候群は交感神経の障害により瞳孔散大筋が麻痺するので、患側は縮瞳します。軽度の眼瞼下垂(Müller筋の麻痺)と顔面の発汗低下を伴い、暗所で瞳孔不同が著明になります。
Adie症候群と動眼神経麻痺は散瞳、Fisher症候群は散瞳(瞳孔異常を伴うことがある)、Argyll Robertson瞳孔は縮瞳であり、他の4つはいずれも誤った組合せです。
選択肢の確認
1.Adie 症候群 ── 縮瞳
誤り。Adie症候群では患眼が散瞳する。
2.動眼神経麻痺 ── 縮瞳
誤り。動眼神経麻痺では患眼が散瞳する。
3.Fisher 症候群 ── 縮瞳
誤り。Fisher症候群では散瞳がみられることがある。
4.Horner 症候群 ── 縮瞳
正しい。Horner症候群では患眼が縮瞳する。
5.Argyll Robertson 瞳孔 ── 散瞳
誤り。Argyll Robertson瞳孔では両眼が縮瞳する。
覚えるポイント
- 縮瞳=Horner症候群、Argyll Robertson瞳孔、橋出血、有機リン中毒。
- 散瞳=動眼神経麻痺、Adie症候群、抗コリン薬、外傷性散瞳。
- Horner症候群は暗所で瞳孔不同が著明になる(dilation lag)。
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