56PM045|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
小児緑内障の原因とならないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
小児緑内障の原因とならない疾患を問う問題です。
解説
Brown症候群は上斜筋腱鞘の異常による眼球運動の障害であり、房水動態には影響しないため緑内障の原因になりません。
先天無虹彩(隅角の形成異常)、Peters異常(前眼部形成異常)、先天白内障術後(続発緑内障)、Sturge-Weber症候群(上強膜静脈圧の上昇と隅角形成異常)は、いずれも小児緑内障の原因となります。
選択肢の確認
1.先天無虹彩
誤り。先天無虹彩では隅角の形成異常により緑内障を合併する。
2.Peters 異常
誤り。Peters異常は前眼部形成異常であり緑内障を合併する。
3.Brown 症候群
正しい。Brown症候群は眼球運動の障害であり緑内障の原因にはならない。
4.先天白内障術後
誤り。先天白内障術後は続発緑内障の原因となる。
5.Sturge-Weber 症候群
誤り。Sturge-Weber症候群では緑内障を高率に合併する。
覚えるポイント
- 小児緑内障=原発(先天緑内障)と続発(無虹彩、Peters異常、白内障術後、母斑症)。
- 先天緑内障の三徴=羞明・流涙・眼瞼痙攣。角膜径拡大(牛眼)。
- 治療=早期の隅角切開術・線維柱帯切開術。