56AM052|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
原発閉塞隅角緑内障で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
原発閉塞隅角緑内障の特徴を問う問題です。
解説
トロピカミドなどの散瞳薬を点眼すると、周辺虹彩が隅角に押し込まれて房水流出路が塞がれ、急性緑内障発作を誘発する危険があります。したがって狭隅角眼では散瞳薬が禁忌です。
女性・高齢者・遠視眼に多く、わが国で最も頻度が高いのは正常眼圧緑内障、第一選択の治療は薬物ではなくレーザー虹彩切開術や水晶体摘出術です。
選択肢の確認
1.男性に多い。
誤り。女性に多い。
2.若年者に多い。
誤り。高齢者に多い。
3.トロピカミド点眼は眼圧上昇の契機となる。
正しい。トロピカミド点眼は散瞳により眼圧上昇の契機となる。
4.我が国の緑内障で最も頻度が高い病型である。
誤り。わが国で最も頻度が高いのは正常眼圧緑内障である。
5.プロスタグランジン関連薬の点眼治療が第1 選択である。
誤り。第一選択はレーザー虹彩切開術や水晶体摘出術である。
覚えるポイント
- 原発閉塞隅角緑内障=高齢女性・遠視眼・浅前房に多い。散瞳薬は禁忌。
- 急性発作=眼痛・頭痛・悪心嘔吐・虹視症・毛様充血・角膜浮腫・中等度散瞳。
- 治療=レーザー虹彩切開術、水晶体摘出術。散瞳前にvan Herick法で隅角を確認する。