54PM044|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
先天緑内障でみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
先天緑内障の所見を問う問題です。
解説
乳幼児の強膜と角膜は柔らかいため、眼圧が上がると眼球全体が伸展します。その結果、**角膜径の拡大(牛眼、buphthalmos)**が生じます。角膜径12 mm以上(新生児で11 mm以上)が目安です。
眼軸も伸びるため近視化(遠視化ではない)し、前房は深くなり(浅前房ではない)、眼球運動障害と虹彩新生血管は生じません。角膜浮腫による羞明・流涙・眼瞼痙攣が三徴です。
選択肢の確認
1.遠視化
誤り。眼軸の伸長により近視化する。
2.浅前房
誤り。眼球の伸展により前房は深くなる。
3.角膜径拡大
正しい。眼球の伸展により角膜径が拡大する(牛眼)。
4.眼球運動障害
誤り。眼球運動障害は生じない。
5.虹彩新生血管
誤り。虹彩新生血管は血管新生緑内障の所見である。
覚えるポイント
- 先天緑内障の三徴=羞明・流涙・眼瞼痙攣(角膜浮腫による)。
- 所見=角膜径拡大(牛眼)、Haab線条(Descemet膜の断裂)、近視化、乳頭陥凹拡大。
- 治療=早期の隅角切開術・線維柱帯切開術。