54PM045|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
硝子体出血をきたすのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
硝子体出血をきたす全身病態を問う問題です。
解説
クモ膜下出血に伴って眼内(硝子体・網膜)に出血をきたす病態をTerson症候群といいます。急激な頭蓋内圧の上昇により、視神経鞘内の圧が上がって網膜静脈が破綻することが原因と考えられています。
関節リウマチ(強膜炎)、眼皮膚白皮症(黄斑低形成)、アトピー性皮膚炎(白内障・網膜剥離)、甲状腺機能亢進症(甲状腺眼症)では、硝子体出血はきたしません。
選択肢の確認
1.関節リウマチ
誤り。関節リウマチでは強膜炎や周辺部角膜潰瘍がみられる。
2.眼皮膚白皮症
誤り。眼皮膚白皮症では黄斑低形成がみられる。
3.クモ膜下出血
正しい。クモ膜下出血に伴うTerson症候群として硝子体出血をきたす。
4.アトピー性皮膚炎
誤り。アトピー性皮膚炎では白内障や網膜剥離がみられる。
5.甲状腺機能亢進症
誤り。甲状腺機能亢進症では甲状腺眼症がみられる。
覚えるポイント
- Terson症候群=クモ膜下出血に伴う硝子体・網膜出血。予後不良の指標。
- 硝子体出血=増殖糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔、外傷。
- 意識障害のある患者では発見が遅れやすい。