53PM041|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
硝子体出血をきたさないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
硝子体出血をきたさない疾患を問う問題です。
解説
網膜色素変性は視細胞と網膜色素上皮の変性が本態であり、血管の破綻を伴わないため硝子体出血はきたしません。
加齢黄斑変性(脈絡膜新生血管の破綻)、後部硝子体剥離(網膜血管の牽引)、増殖糖尿病網膜症(新生血管の破綻)、Terson症候群(くも膜下出血に伴う眼内出血)は、いずれも硝子体出血をきたします。
選択肢の確認
1.加齢黄斑変性
誤り。加齢黄斑変性では脈絡膜新生血管の破綻により硝子体出血をきたすことがある。
2.後部硝子体剝離
誤り。後部硝子体剥離では網膜血管の牽引・破綻により生じる。
3.増殖糖尿病網膜症
誤り。増殖糖尿病網膜症は硝子体出血の代表的原因である。
4.網膜色素変性
正しい。網膜色素変性では硝子体出血はきたさない。
5.Terson 症候群
誤り。Terson症候群ではくも膜下出血に伴い眼内出血をきたす。
覚えるポイント
- 硝子体出血=増殖糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔、加齢黄斑変性、外傷、Terson症候群。
- Terson症候群=くも膜下出血に伴う硝子体・網膜出血。
- 網膜色素変性の合併=白内障(後嚢下)、嚢胞様黄斑浮腫。