45PM041|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
硝子体出血の原因となる疾患はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
硝子体出血をきたしうる疾患を選ぶ問題です。
解説
硝子体出血は、網膜や脈絡膜からの出血が硝子体腔へ及んだ状態です。加齢黄斑変性では脈絡膜新生血管が破綻して大量の網膜下出血をきたし、硝子体腔に穿破して硝子体出血となることがあります。
網膜色素変性・類嚢胞黄斑浮腫・中心性漿液性脈絡網膜症には新生血管や出血源がなく、原発閉塞隅角緑内障は房水流出障害の疾患で硝子体出血の原因にはなりません。
選択肢の確認
1.加齢黄斑変性
正しい。加齢黄斑変性では脈絡膜新生血管の破綻から硝子体出血に至ることがある。
2.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性は変性疾患であり出血源をもたない。
3.類嚢胞黄斑浮腫
誤り。類嚢胞黄斑浮腫は浮腫であって出血ではない。
4.原発閉塞隅角緑内障
誤り。原発閉塞隅角緑内障は房水流出障害の疾患である。
5.中心性漿液性脈絡網膜症
誤り。中心性漿液性脈絡網膜症は漿液性の網膜剥離で出血しない。
覚えるポイント
- 硝子体出血の主因=増殖糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔、加齢黄斑変性、外傷。
- 脈絡膜新生血管=加齢黄斑変性、近視性、血管線条症。
- 突然の飛蚊症・視力低下では後部硝子体剥離と裂孔の検索が要る。