51PM004第51回 視能訓練士国家試験 過去問

眼球運動障害をきたさないのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

眼球運動障害をきたさない疾患を問う問題です。

解説

**Adie症候群(緊張性瞳孔)**は、毛様体神経節の障害により散瞳・対光反射の減弱・調節障害をきたす病態です。障害されるのは副交感神経であり、外眼筋は侵されないため眼球運動障害は生じません

眼窩底骨折(下直筋の絞扼)、甲状腺機能低下症(粘液水腫による外眼筋の変化)、重症筋無力症、糖尿病(虚血性の眼球運動神経麻痺)では、いずれも眼球運動障害が生じます。

選択肢の確認

1.Adie 症候群
正しい。Adie症候群は瞳孔と調節の障害であり眼球運動障害は生じない。

2.眼窩底骨折
誤り。眼窩底骨折では下直筋の絞扼により上転制限が生じる。

3.甲状腺機能低下症
誤り。甲状腺機能低下症でも眼球運動障害が生じうる。

4.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症では眼球運動障害が生じる。

5.糖尿病
誤り。糖尿病では虚血性の眼球運動神経麻痺が生じる。

覚えるポイント

  • Adie症候群=緊張性瞳孔・調節障害・光近反応解離・腱反射消失。
  • 眼球運動は正常。瞳孔は時間をかけると縮瞳する(緊張性反応)。
  • 低濃度ピロカルピンに過敏に反応する(除神経性過敏)。

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