45AM035|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
自律神経作用薬でないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
眼科で使う薬剤のうち、自律神経に作用しないものを見分けられるかを問う問題です。
解説
オキシブプロカイン塩酸塩は局所麻酔薬で、神経の電位依存性ナトリウムチャネルを遮断して知覚を絶ちます。自律神経受容体には作用しません。眼圧測定や涙液検査の前に点眼します。
他の4剤はいずれも自律神経作用薬です。ピロカルピンは副交感神経刺激(縮瞳)、フェニレフリンは交感神経α刺激(散瞳)、チモロールは交感神経β遮断(眼圧下降)、シクロペントラートは副交感神経遮断(調節麻痺・散瞳)です。
選択肢の確認
1.ピロカルピン塩酸塩
誤り。ピロカルピン塩酸塩は副交感神経刺激薬で縮瞳を起こす。
2.フェニレフリン塩酸塩
誤り。フェニレフリン塩酸塩は交感神経α刺激薬で散瞳を起こす。
3.チモロールマレイン酸塩
誤り。チモロールマレイン酸塩はβ遮断薬で房水産生を抑える。
4.オキシブプロカイン塩酸塩
正しい。オキシブプロカイン塩酸塩は局所麻酔薬で、自律神経作用薬ではない。
5.シクロペントラート塩酸塩
誤り。シクロペントラート塩酸塩は副交感神経遮断薬で調節麻痺薬として用いる。
覚えるポイント
- 調節麻痺薬=アトロピン・シクロペントラート・トロピカミド(副交感神経遮断)。
- 散瞳のみ=フェニレフリン(交感神経刺激)。
- 点眼麻酔薬=オキシブプロカイン。自律神経とは無関係。